ここのところ事務所の駐車場にワタクシの車がいつも無いことに気付かれた方もいらっしゃると思いますが、決していつも出かけて
いるわけではなく、むしろ机に張り付いて、仕事に勤しんでおります。
昨年の夏に、深刻なエンジントラブルから復活したBOXSTERでしたが、またもやエンジントラブルで入院となりました。
それは前回と同じく魔の日曜日、突然訪れました。働き者の私は日曜日にも関わらず、打合せへと向かおうとエンジンを始動したのですが
しばらく走ると、アイトドリングがばらつき定まりません。エンジンが冷えてるからだろうとしばらく走って水温が上がってきてもますます酷くなり
信号待ちでは、ボディが揺れるくらいになってきました。いわゆるハンチング状態です。ただ回転を上げれば普通に走行できますが
信号待ちでは、カリカリのチュ-ニングエンジン並みのアイドリングです。
とりあえず、今から通る道路の信号がすべて青であることを祈りながらおなじみのポルシェセンタ-へ向かいました。
メカニックのNさんによると、この年式のBOXSTERのエンジンは、バリオカムという可変バルブタイミング機構が採用されていて
4000回転付近で、バルブのリフト量が切り替わり高回転域でパワ-を発揮できるという仕組みです。ところが何らかの原因でバルブの
切り替えがうまくいかなくなって、アイドリングが不安定になってしまったということらしいのです。
またまたネットで検索してみると、やはり2002年以降の911やBOXSTERで同じような症例が報告されていて
知人A氏の前期型997も同じトラブルに見舞われたということでした。ということで半年に一回の割合で致命的ともいえる
トラブルに見舞われる自動車なんて、とんでもない車だしそろそろ他のに乗り換えようと、以前のワタクシだったら考えていたと
思うのですが、なぜか修理を終えて帰ってきたらまた大事に乗ろうと思うから不思議です。
ポルシェは生産を始めてからの車両の残存率が非常に高い車だということを聞いたことがあります。
その理由がなんとなくわかるような気がしております。
シュツットガルトの仕事にしてはどーなんでしょうかぁ (笑)
よくは存じ上げませんが、
王道の911とか言う兄貴分を検討されては如何かと…
4座ですし。
オホホ〜