隈研吾

いつもの散歩コ-スの空き地(エッセの巣窟で有名)に、建築計画のお知らせの看板が、設計者は世界的に活躍する

業界のス-パ-スタ-建築家「隈 研吾」氏!。退屈な風景に強烈な刺激を与える建築を期待しています。

地球家族

収納のことを考えるとき、良く思い出す本があります。1994年にTOTO出版より発行された「地球家族」です。

カメラマンが世界中の家庭で一週間生活を共にし、その生活の様子を記録したものです。中でも圧巻は、家中の物を家の前に全部出して撮影された写真です。中でも印象的なものをいくつ紹介します。まずは「国民総幸福量」を提唱する「ブ-タン」

ナムガイさんご一家、真ん中の只者ではない面構えの方がおと-さんのナムガイさん当時50歳です。流石に仏教国のため、儀式のための道具が大事な家財道具です。それから農機具類、後ろの家の手摺には絨毯がかけられています。そして家畜。家電品はラジオのみというシンプルさです。

次に日本、東京のウキタさんご一家、約40坪の家にこれだけの物が詰め込まれています。因みにウキタさんの欲しいものは「もっと大きな家」だそうです。

中で印象的なのは、ボスニアのブカロビックさん一家の写真。ポスニア・ヘルツェゴビナ紛争の最中のため、車の窓ガラスには銃弾の跡が、建物は砲撃で破壊されています。撮影は自動小銃を構えるのは国連軍の兵士の護衛のもと行われたようです。1995年に紛争は終結しました。戦場と化した市街地で逞しく生活している姿が印象的です。

こうして、世界30カ国の生活が紹介されています。経済的に豊かなくにの方が物を多く持っている傾向にありますが、特に日本の事例はものがあふれています。私達も住宅の設計のなかで、収納の在り方についてかなり検討をします。家をつくるということは、本当に生活に必要なものはなにかということを見つめ直すきっかけにもなるでしょう。ブ-タンと日本はライフスタイルが違いますが、その間くらいの物の量が適正なのかもしれません。

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店舗デザイン

宮崎県の西部、都城市で「天まさ」というこの地では珍しい、天婦羅専門店の店舗リニュ-アルに関わっています。

現場は仕上げ工事が大詰めを迎えています。

店舗のデザインでは、あくまでも、料理と人 が主人公であることを心がけています。店舗のデザインが出しゃばってはいけません。客がなんとなく心地よい空間にすること。そして少しだけ前のお店の思い出も残します。外観は控えめながら、通りすがりに「あれっ」と気にとめてもらうこと。興味を持っていただくのが大事だと思います。

店主やお客様にどんな評価をいただくか?いよいよ3月3日にオ-プンです。

鉄工所

基礎の工事と並行して、建物の骨組みになる鉄骨を、鉄工所 で加工しています。今回はその鉄工所への潜入レポ-トです。

工場の中はこんな感じです、移動式のクレ-ンが天井近くに設置してあり、鋼材を吊上げて移動させるため2階建てほどの高さがあります。

これがH鋼と呼ばれる一般的に梁に使用される鋼材です、様々なサイズのものが製造されています。鉄工所はその鋼材を

仕入れて加工していく役割を担っています。

こちらは、鋼管という筒状の鋼材で、今回は柱として利用します。

次に、これらの鋼材を、所定の長さにカットして、ポルトの穴開けなどの加工を施します。

次は部材を、溶接して接合します。

接合された部材です。

全体はこんな感じです、寸法に間違いがないか、チェックしているところです。

接合部の溶接に欠陥がないかどうかを超音波を使って検査していきます。

最後に赤い錆び止め塗装を施して、現場に搬入、組み立てられます。

たまには建築の話

建築現場を通りかかると、ある程度の規模の現場だと、こんな機械をみかけますよね。

これ、「杭打ち機」という機械なんです。建物を建てる地盤が柔らかい時にある程度堅い地盤のところまで「杭」を

打ち込む機械です。打ち込むといってもハンマ-みたいに、ガンガン打ちつけるわけじゃないんですけどね。でどうする

かというと。このスクリュウ状のドリルで地面にぐりぐり穴をあけます。

そしてこれが空けた穴に差し込む杭です。今回は「節杭」という見たとおり節のついたものを採用しています。地盤との摩擦する面積が大きくなるように節がついているのです。

穴掘りが終わると杭打ち機で、杭を釣り上げます。ピンボケ写真でスミマセン。

そして、じわじわと穴に杭を落としこんでいきます。

そして、所定の深さに達すると、セメントミルクという液体を杭の廻りに充填させて、作業は終わりです。

この他にもいろいろな工法があるのですが、杭打ちと聞くとなんか、ガンガン音がして地面がゆらゆら、揺れるんじゃないかというイメ-ジがありますよね。過去にはそうゆう時代もあったようですが、今ではこんな感じで静かに工事が進んでいきます。建築現場は囲われていて、何が行われているかは、なかなか覗いしれないので、今後も少しずつご紹介していければと思います。

ホキ美術館

 

 

11月3日に千葉県にオ-プンした、日本初の写実絵画専門をコレクションした美術館 ホキ美術館

に行ってきました。

写実絵画にも関心はありましたが、当然建築を見るのが目的です。

東京駅から千葉へ、そこから外房線に乗り換えて、東京から1時間ちよょっとの距離です。

土気という駅下車です。千葉のベッドタウンという感じで宅地開発が進んでいる住宅地の一角にあります。

保木さんという個人のコレクション300点を展示しています。建物の設計は、日建設計の山梨智彦設計室。日建設計のなかでも

異色なチ-ムのようです。

アプロ-チ側から見る建物は住宅街のスケ-ル感を意識したのか非常にコンパクトに見えます。スロ-プでエントランスへ向かいます。

エントランスも非常に質素、高さを抑えた庇が印象的です。手摺はスチ-ルのパイプがランダムに床に刺さるデザインです。

そして、エントランスホ-ル。勿論内部の撮影はNGなので、ここまで。内部は何層かの細長い展示室からなり、それにそつて観賞していく

構成です。天井にランダムに空けられた穴のLED照明が全館にわたって採用されています。

外観は、ザハ・ハディドを思わせる、湾曲したようかんが、積み上げられたような構成です。

そして、この建物の最大の見せ場がこれ!

多分30mはあろうかと思われる、オ-バ-ハングした展示室。まぁ先っぽ半分くらいは人の出れないバルコニ-みたいになっていますが

それにしても大迫力です。

見上げるとこんな感じ、展示室が積層している様子が分かります。

階段室

ろうかの一部ですが、よ-く見ると壁がグラデ-ションで塗装されています。

サインはエンボス状の処理がされています。

大胆な造形、内部におけるドラマチックな空間構成、動線計画、ディテ-ルのこまやかさなど、アトリエ派の発想力と

組織事務所のクオリティがうまく融合した、非常に完成度の高い建築だと感じました。

 

 

 

 

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